舞鶴市下福井(とれとれセンター近く)に、新規OPEN。
どんなお店なの?
舞鶴産竹炭米を使ったお料理や、米粉のシフォンケーキなど体に優しいcafe。
舞鶴のお野菜販売や有機竹炭米の細かい米粉も販売されるそうです。
竹炭って?
竹炭について調べてみました。
京都府内でも舞鶴市は竹林面積がとても広いのですが、
大半は荒廃(荒れ果てること)した竹林で、有害鳥獣による被害も多発していることから、
平成13年(約25年前)に、地域の有志8人で放置されている竹林の整備、
伐採した竹での竹炭作りをスタート!!
今現在でも、5人のメンバーが意欲的に活動されています。
池姫竹炭(池内地区の竹炭)は、出来上がるまでが大変。
作業所に運ばれた竹を約1mにカットし炭窯へ。
温度管理、空気調整をしながら竹炭が出来上がるまで1週間から10日ほど。
夏の作業場はサウナ状態だそうです。
そして手間暇かけて完成した竹炭は木琴のような綺麗な音がします(^ ^)
一度の窯焼きで出来る竹炭は土嚢袋(どのうぶくろ)20〜25袋ほどd( ̄  ̄)
池姫竹炭組合、おすすめの商品です!
ちなみに竹炭の活用方法は、
- 住宅用床材(消臭効果など)
- 土壌改良剤材(家庭菜園やプランターでの花づくり)
- 竹炭パウダー(パン、うどんなどの生地に練り込む)
- 竹酢液(お風呂へ入れると湯冷めしないと好評)
- メンマ作り
用途は無限大!
環境に配慮した取り組みが生んだ竹炭米
舞鶴の池内地区は水が清く、夏には地区の幼稚園児が授業の一環として、
川遊びの時間が組まれるほど恵まれた水質です。
僕も夏は池内方面に子供と川遊びへ行きますよ
そして農林水産省が推進する地球温暖化防止や生物多様性保全などに
積極的に貢献すべく、環境保全に効果の高い営農活動を行っている地域です。
そして農薬や化学肥料によって破壊された環境や土壌。
その悪循環を断ち切る為、田んぼに竹炭を粉状にして撒き、
地力の回復と微生物にとって住み良い土壌作りを心がけています。
それに加えて、化学肥料を一切使用せずに有機肥料を100%使用し、
化学農薬は農林水産省が進める5割減の農業節減で稲作を行なっているとの事です。
手間暇かけて大事に育てられたお米なんです
経営者さんは。。。
米倉晴美様が米Terraceの代表を務められています。
食に関する様々な事業を展開されています。
なぜ、食の事業を始められたのか
もともとは専業主婦でしたが、息子さんがひどい食物アレルギーを発症した際、
食事でなんとか治せないかと主治医の方と共に食材や調理法を試行錯誤したそうです。
その後、自宅を当時はまだ珍しいオール電化にしたことで、
大手電力会社の関係者の方からクッキングヒーターで料理体験レッスンの仕事を
依頼されたことが転機に。
ほんと右も左も分からないままのスタートだったそうです。
何がきっかけになるかわからないから、感受性って大事!
現在は、食育を中心にした講演活動、食事体験教室、オンライン料理教室、
地産地消の取り組みもされています。
なぜ舞鶴産の竹炭なんだろうか
きっかけは、以前、イベントで各地の竹炭パウダーを使った石鹸を作った際に、
舞鶴産の品質がとても良かったそうです。
ところが竹炭パウダーを作っている池姫竹炭組合の方々の高齢化で製造が難しくなり、
「持続のため何かお手伝いができないか」と考え、
とれとれセンター近くの空き家をリノベーション(現在進行中)し、
テナントショップを兼ねて地元の野菜や鹿肉を使った薬膳カレー、
竹炭米の米粉うどんなどなど素材にこだわった料理を提供する
「米Terrace」を、オープンすることになりました。
オープンが待ち遠しいです!!!
代表者の言葉
「仕事を楽しむ」とは、、、
自分のために8割、残り2割の時間や労力は周りにいる人の為に
なるべく使うよう、心がけています。
そうすると、ご縁にも恵まれ、楽しみながら仕事の幅も広がっているんです。
素敵な言葉ですね。
人気店になることは間違いないと思いますd( ̄  ̄)
場所は後日、追記します。
コメント
お世話になります。『米Terrace』の米倉です。竹林整備や池姫竹炭組合にも触れて頂きありがとうございます。ご縁があってこの地で『心とからだに美味しいcafe』を心に留めて開くことになりました。飲食経営の経験もなく恐々のスタートを切ろうとしています。メニュー数も少なく不安もあります。ただ、誇れることは米Terraceで提供するお米は自分たちで作ります。シフォンケーキやパンはそのお米を製粉した米粉を使います。野菜は地元の農家さんが育ててくれたものです。取り上げてくださってありがとうございます。今後とも温かい目で見守ってください。
こちらこそ、ありがとうございます。
僕の子供も小麦アレルギーを持っているので、とても共感が持てました。
そして竹炭の事、舞鶴に住んでいながら初めて聞きました。僕自身も何か助けが出来るならと思い、まずはブログ書かせていただいたんです。
オープンの日をとても楽しみにしています。
おくの丸でパンケーキ出されている女将さんからも、このブログ記事に関して返信いただきましたよ。